構成
水分子、六員環、氷Ih、表面成長、初期氷晶、板と柱、薄板・中空・表裏、主枝、副枝、立体結晶、雲粒付着、雪片の集合へ進みます。前半は氷という結晶の「言語」を、中盤は形が枝分かれしていく仕組みを、後半は雲の中での履歴が形に刻まれる過程を扱います。各段階のモデルは回転・操作でき、説明とモデルを行き来しながら読める構成です。
モデルの方針
科学教材がいちばん信頼を失うのは、確かなことと仮のことの区別が曖昧なときだと考えています。結晶学的な制約、面方位、六方対称性などを守る一方、教育用の模式、定性的モデル、条件依存の値を区別して表示します。確立事項、条件依存、未解明を混同しないことを重視しています。
検証と保守
公開後も、外部からの指摘を一次資料と実コードで逐一検証し、誤りは撤回を明記したうえで修正してきました。科学的な訂正とモデルの前提は公開ノートへ集約し、HTML・JavaScriptを正本としてテストで保守します。旧ビルドからの再生成は訂正を巻き戻すため使用しません。教材の到達点は、答えを覚えることではなく、確立した物理・条件つきの傾向・未解明の問いを見分ける目を持つことに置いています。たとえば雪の六回対称は氷の結晶構造から確実に言えますが、温度によって板と柱が入れ替わる仕組みは、今も研究の続く未解決問題です。最終段では、その「わかっていない最前線」まで正直に案内します。
論文・外部研究情報
論文・研究者データベースの外部ページと、本サイトの教材・研究概要を相互に参照できます。